夜明けの繁華街を目指した。


夏の夜明けは早い。
まだ暗い時間に家を出ることにした。

薄暗い街に到着すると、
そこには猫たちの世界が広がっていた。

ビルの隙間で息を潜めている者、
人通りのほとんどない道に出てきている者、
みんなそれぞれの時間を過ごし、
あたりに陽射しが差し込むころには、
街のどこかへ消えていった。


これらは、都会に生きる猫たちの自然な姿を撮影したものです。
 
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