■ 写真展 物語 第7話/額装サイズ ■
写真展を開催するには、それなりの費用がかかります。
審査のあるギャラリーの場合、会場費は無料なので、費用の大半を占めるのが、プリント代と額代ということになります。 特に額は、40枚分も購入するとなると、Lレンズが買えるぐらいの金額になってしまいます。
額装にしないという選択肢もあるかもしれませんが、全くの素人かつ初心者なので、 プリントしたものを額装するのが一番シンプルだと思いました。

ギャラリーによっては、額の貸出しも行っていますし、実際「コニカミノルタプラザ」も貸出しを行っていました。 しかし、額のサイズが、昔からのフィルムプリント用の全紙/半切などで、 デジタルサイズのA3ノビは扱っていませんでした。
審査も通っていないのに、額の検討は早すぎるかとも思いましたが、応募用紙に展示サイズを記入する欄があったため、 目星だけはつけておこうと思いました。



最初の32枚でプリントしたが不採用になった写真2(2008年12月)
Canon EOS 5D + Carl Zeiss Distagon T*35mmF1.4


前回のお話で書いたように、展示サイズはA3ノビを基本として、数枚だけA1ノビも入れようと考えていたので、 Webで対応する額の検索をしてみました。
A3ノビは、いろいろな種類があったのですが、やはり、A3ノビの4倍の大きさになるA1ノビは、 まったく見つかりませんでした。A1ノビは大きすぎて、既製品を作っても数が出ないのでしょう。

A1ノビは無理かと思っていたところ、額をオーダーメイドしているサイトを見つけました。 絵画用や写真用などいろいろあって、額の材質や形などを選んで、縦横の長さを入力すると、 価格がわかるようになっていました。オーダーメイドなので、少し割高ですが、 A3ノビの4倍という大きさから考えて納得できるものでした。

ということで、展示予定サイズは、A1ノビを2〜3枚、残りをA3ノビにすることに決定しました。

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