■ 写真展 物語 第18話/額の発注 ■
額の発注とプリントの発注では、どちらを先にするかですが、 額の方が高額なので後にするという考えもあるかもしれません。 まあ、同時でも良いのでしょうが、写真のプリントが先に届いてしまうと、 折れたり汚したりしてしまうかもしれないと考えて、額の発注から行うことにしました。
何しろ、A1ノビなんて、かなり大きいと思われたので、すぐに額に入れてしまわないと、 置き場所に困ると思ったのです。

そして、額ですが、A1ノビとA3ノビを合わせて41枚ともなると、かなり場所を取ることは、容易に想像できます。 そこで、なるべく期日が近づいてから発注した方が良いという考えと、何かトラブルがあったり、 額装する時間がかかったりすると、間に合わなくなるという考えが交錯しました。
また、こんなにたくさんの額を購入する人は、めったにいないでしょうから、 納品にも2〜3週間の余裕を見ておく必要があるだろうと考え、A3ノビを12月に、A1ノビを2月に発注することにしました。



KEEPしていたが、ボツになった写真4(2010年5月)
Canon EOS 5D Mark II + Carl Zeiss Planar T*85mmF1.4


まず、A3ノビですが、写真展応募前にサイズを決めるため目星をつけておいたネット通販業者に発注したのですが、 いろいろ選択肢があったので、少し迷いました。
安価なものは、写真の周りに余白(マット)部分が無かったので、それでは、少し寂しいと思い、 マット付きのものに決めました。これも、いろいろ種類があったのですが、上を見るときりが無いので、 それなりのものに決め、色は黒にしました。黒にしたのは、サイトで野良猫写真を公開するときの背景が黒だったので、 白より黒の方が見慣れていると思ったからです。

実は11月に試しに1枚注文してみていたのですが、最初に届いたものは、なんだか重かったので、よく調べてみると、 額の前面がガラス板でした。てっきりアクリル板だと思っていたので、あわてて別のものを探して、再度1枚注文しました。
アクリル板のものは、ガラス板のものより1.5倍くらい高価だったのですが、やはり軽くて、裏板もしっかりしていました。
しかし、試しにプリントしておいた写真を実際に入れてみると、アクリル板は反射が湾曲して見づらいことが判明。 前面のガラスやアクリルを入れないという選択肢もありましたが、どこかで見た情報によると、長時間照明に照らされていると 素人が額装したものでは、写真がしなったり縮んだりすることもあるらしいので、ガラス板のものを選択しました。
そして、届いた大量の額をチェックしてみると、1枚ガラスが割れていたので、すぐに交換してもらいましたが、結局、 最初に注文してから、交換品が届くまでは3週間以上かかったので、12月に注文しておいて正解でした。

次に、A1ノビですが、こちらは、以前に探したときに、汎用のものは全く無かったので、 やはり目星をつけておいたオーダーメイド業者に発注することになりました。
A1ノビは、A3ノビとは別の意味で、選択肢がかなりたくさんありました。枠の材質や形、色、大きさ、 さらにマットの色や大きさも自由ですので、かなり難しい選択となります。
A3ノビで選んだものを基準に、なるべく似たようなものにしようと思いましたが、 アルミ枠は大きさの上限が小さかったため、木枠になりました。 大きさは、マット部分が、あまり広かったり狭かったりすると変なのですが、A3ノビとの比率を考慮しながらも、 大体の感覚で決めてしまいました。

A1ノビは大きくて重いので、前面はアクリル板しか選択肢がありませんでした。
A3ノビのように湾曲した反射が見づらいと困るので、いろいろ検索した結果、「低反射アクリル」 というものを発見し、A1ノビ3枚分だけは、これをオーダーメイドすることにしました。
めちゃ高額なので、A3ノビの分までは予算がなかったのです。(汗)

そして、届いた荷物は、やはりすごい量でした。
それによりリビングは、ダンボールに占拠されてしまったのです。(笑)
まだ、A3ノビしか注文していないのに、どうなることやら。。。

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